キリムは多くの方がご存知のとおり手織りの織物です。手織物というと多くの日本人の方が真っ先に思い浮かべるのは、ペルシア絨毯ではないでしょうか。ところが実は様々な国にこの手織物は存在しているのです。ここでは、その一部を簡単にご紹介したいと思います。
【アメリカ大陸】
北米: インディアンのナバホ族によって織られたとされる敷き物や毛布
メキシコ: サラペ(Sarape)と呼ばれる毛布やカバー
その他、ペルー、ボリビア、エクアドルなどにも手織物が存在しています。
![]() ナバホ族の子供とキリムに似た織物 | ![]() サラペの模様 |
【ヨーロッパ大陸】
スカンジナビア半島、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、ギリシャなどに手織物が存在しました。ヨーロッパでは永年の間に敷き物を織るという文化が確立していましたが、平織りの慣習については北アフリカや中西部のアジアの遊牧民、また山間の村の住人を起源にしていると言われています。また、その他の東ヨーロッパの国々にも手織物が存在していました。(右写真:スカンジナビア半島の織物Rya)
【アジア大陸】
トルコ: キリム(Kilim)やトルコ絨毯
コーカサス地方: パラス(Palas)
イラン(旧ペルシア帝国): ペルシア絨毯、キリム(現地ではGelimと表記します。
アフガニスタン: アフガニスタン絨毯、キリム(現地ではKelimと表記します)
日本: 鍋島段通、裂織(さきおり)
中国: 中国段通など
その他、東南アジアなどにも手織物が多数存在しています。
ペルシャ(ペルシア)キリム |
トルコ絨毯 |
【アフリカ大陸】
モロッコ: ハンベル(Hanbel)
上記以外にも様々な手織物が多数存在しています。





