都市や村に定住していた人達もキリムを織り上げていました。ちなみにペルシア絨毯などを製作していた工房などもキリムを製作していたのです。このキリムの特徴には以下のようなものがあります。
- 販売を目的として織られているものが多い
- 草木染よりも化学染料染のものが圧倒的に多い
- 糸は手紡ぎではなく、ほとんどが機械紡ぎが多い
- 横幅に広い
などが挙げられます。特筆すべきは、現在は販売を目的として織られているという点と化学染料染が圧倒的に多いという点です。彼らにとって、キリムは利益を得るための商売道具であるのです。そのため利益を優先することが第一となってしまっています。
定住者がキリムを織っている風景
利益を出来る上げるためには、当然コストを極力下げる必要が出てきますので、安価な化学染料を使うという結果になってしまっているのです。もちろん草木こそが本物だとこだわりをもっているいる人々もいますが、非常に少ないのが現状です。
ちなみに現在日本だけでなく、世界の市場にもっとも多く流通しているキリムは、この定住型のものです。

