キリムの産地と部族名


キリムは織られた産地の名称や、織り上げた部族名あるいは技法などで呼ばれる場合がほどんどです(ペルシア絨毯の場合は製作した工房名で呼ばれたりもします)。セネキリム(イランのセネ地方のキリム)、バルーチキリム(バルーチ族の織ったキリム)、スーマックキリム(スーマックという技法が用いられたキリム)などがその例です。

 
そこで、このページではキリムの産地や織り上げた部族名を取り上げていきたいと思います。それぞれの名称の横に”=”マークで地名か部族名、もしくは両方を記載しています。この理由は、その名称が地名・部族名・その両方のうちのどれに由来するかをご紹介するためです。
 
まずはイラン(ペルシア)のキリムを取り上げ、後日その他の国(トルコやアフガニスタンなど)についてもご紹介する予定です。なおご注意いただきたい点があります。それはこのページで取り上げる例が全てではないということです。キリムの種類は細かいものまで合わせると膨大な数にのぼり、全てを網羅することは事実上不可能に近いためです。